先日、岐阜市の職業訓練校「ウェブアカデミア」さんにお招きいただき、11期生・12期生の皆さんに向けて「職業人講話」を担当させていただきました。

社長とスタッフ、それぞれの立場から見えるWeb業界

前半は、私と、右腕として日々一緒に働いているスタッフとで、それぞれの立場からお話ししました。経営者として大事にしている考え方と、現場でものづくりに向き合う社員の視点。同じ会社にいても見えている景色は違うので、両方お伝えすることで、Web制作会社という仕事の解像度が少しでも上がればと思っていました。技術の話よりも、コミュニケーションや自己管理、学び続ける姿勢といった話に時間を割いたのは、それが結局いちばん仕事を左右すると実感しているからです。

時間制限のあるバナー制作体験

後半は、時間を区切ったバナー制作を体験してもらいました。普段の課題制作とは違い、納期という制約の中でどこまで仕上げられるか。教室の空気がぴりっと変わったのが印象的でした。時計を気にしながら手を動かす皆さんを見て、これは技術指導というより「仕事の感覚」を掴む時間なんだと改めて感じました。

講評を通じて伝えたかったこと

講評では、一人ひとりの作品に対して、良かった点と、実務ならではの視点を交えてコメントしました。完璧な出来を求めていたわけではなく、限られた時間の中で何を優先し、どう判断したか。そのプロセスにこそ価値があると伝えたつもりです。

「実際の案件に近い体験ができた」、「段取りの大切さがわかった」――そんな感想をもらえたのは、こちらとしてもうれしい限りでした。

就職して現場に立つ日は、そう遠くありません。今日の経験が、その一歩を後押しできていたら幸いです。

貴重な機会をいただいたウェブアカデミアの皆さん、ありがとうございました。